大学プレスリリース2023.07.06
10cm角の小型ドローンがトマト栽培の温室ハウス内を巡回、受粉可能な形の花を探索し、受粉作業を行う・・・。
日本工業大学(埼玉県宮代町/学長:成田健一)電気電子通信工学科の平栗健史教授が、ハチや人手を必要としないトマト受粉システムを考案した。このシステムでは、AIが受粉可能な花の識別を行い、ロボット飛行制御技術と連携したドローンがハチのような役割を担う。
平栗教授は本システムの実験を実際の圃場で行い、その実用可能性と、従来方法に比べて着果率が改善することを実証した。