大学プレスリリース2023.04.28
福岡女学院大学の宮島 健講師と安田女子大学の中分 遥講師、名古屋大学の孟 憲巍准教授、九州オープンユニバーシティの須藤 竜之介研究員による研究グループは、東京都の新条例(東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例)の成立が、都民にどのような影響を与えるのかを実験的に検証。
その結果、条例が成立したという情報への接触は、性的マイノリティに対する支援や理解が将来的に進むという期待が高まるものの、性的マイノリティに対して都民がどの程度好意的か、他の都民たちはどの程度好意的だと思うか、そして今後ポジティブな意見を表明していこうと思うかの度合いは変化しない可能性が示された。