大学プレスリリース2023.03.22
玉川大学量子情報科学研究所(東京都町田市玉川学園6-1-1 所長:相馬正宜)の谷澤健教授と加藤研太郎教授と二見史生教授は、世界最高速の50ギガビット毎秒(1)で真に予測不可能な乱数(2)を発生する量子乱数発生器(3)の実証に成功した。真にランダムな性質をもつ真空場揺らぎ(4)を高速かつ並列に測定・処理することで、これまでにない高速の乱数発生を実現した。近年注目を集めている量子技術の有望な応用であり、通信のセキュリティ向上や大規模な数値シミュレーションなど様々な用途への適用が期待できる。
※注は本文下部の注釈・用語をご参照ください。