大学プレスリリース2023.03.15
東京医科大学分子病理学分野(学長:林由起子/東京都新宿区)黒田雅彦主任教授、沈彬客員講師、乳腺科学分野 石川孝主任教授、上田亜衣講師、人体病理学分野 長尾俊孝主任教授らを中心とした米国コーネル大学との国際共同研究グループは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、乳がん患者の針生検組織画像データから、術前化学療法の治療効果を高い精度で予測する人工知能(AI)モデルを世界に先駆けて開発しました。この研究成果は、乳がん術前化学療法の治療効果予測に、新しい人工知能技術が有効であることを示し、乳がんの術前化学療法における個別化医療の導入に貢献することが期待されます。