大学プレスリリース2023.03.10
近畿大学農学部(奈良県奈良市)応用生命化学科教授 松田 一彦らの研究グループは、筑波大学(茨城県つくば市)、東北大学(宮城県仙台市)、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)、SyntheticGestalt株式会社(東京都新宿区)、およびロンドン大学との共同研究により、世界的に広く使用されている、「ネオニコチノイド系殺虫剤※1」の作用機構を解明しました。さらに、標的遺伝子の破壊や抑制により薬剤への抵抗性を獲得するというこれまでの常識を覆し、遺伝子の抑制によって薬剤への感受性が高まるという、逆の仕組みを初めて発見しました。