大学プレスリリース2023.02.10

関西大学総合情報学部の村田忠彦教授と芝浦工業大学システム理工学部の原田拓弥助教らの研究グループは、スーパーコンピュータを用いて、実世界を実規模でシミュレートする「リアルスケール社会シミュレーション」を実現するための「合成人口データ」と呼ばれる模擬個票(図1参照)の作成に取り組んでいます。このたび、国勢調査と経済センサスのデータを用いた居住地と勤務地を結ぶ技術開発に成功しました。この研究成果は、内閣官房COVID-19 AI・シミュレーションプロジェクトやJST未来社会創造事業で活用されています。