大学プレスリリース2023.02.03
近畿大学大学院農学研究科(奈良県奈良市)博士研究員 久後 裕菜、教授 財満 信宏、教授 森山 達哉、大阪大学大学院医学系研究科(大阪府吹田市)中性脂肪学共同研究講座特任教授(常勤)平野 賢一、浜松医科大学(静岡県浜松市)などの研究チームは、「トリカプリン※1」という成分に、腹部大動脈瘤の発症抑制および縮小効果があることを、モデルラットを用いて世界で初めて明らかにしました。腹部大動脈瘤の治療薬はまだ存在しておらず、本研究成果により、将来的に腹部大動脈瘤治療薬を創出できる可能性が示唆されました。