大学プレスリリース2023.01.25
北里大学医療衛生学部血液学の佐藤隆司講師、堀江良一教授、医療系研究科大学院生、医療検査学科卒業研究生、医学部消化器内科学の魚嶋晴紀講師、日高央診療教授、草野央主任教授らの研究グループは、血小板減少を伴うC型慢性肝炎患者にC型肝炎ウイルス (HCV) を排除する直接作用型抗ウイルス薬 (Direct acting antiviral agents: DAA) (注1) による治療を行なった結果、血小板数の上昇および血小板に対する自己抗体を産生するB細胞の減少を見出しました。これにより、DAA治療による血小板数の回復には血小板に対する自己免疫応答の改善が深く関与していることを明らかにしました。