大学プレスリリース2025.11.19

学校法人日本女子大学(東京都文京区、理事長:今市涼子)は、「サマーウール」を使用した夏用のワンピース(盛夏服)を、小学校の創立120周年を迎える2026年度から日本女子大学附属豊明小学校の制服のラインナップに追加します。同校が新しい制服を構想し導入するのは創立以降初めてのことです。厳しい暑さの中でも、子どもたちが涼しく快適に安心して過ごせるように作られ、夏が来るのが待ち遠しくなる一着です。
盛夏服の企画・制作にあたっては、日本女子大学家政学部被服学科の教員と同学科の学生有志が素材選定から携わりました。盛夏服では綿・ポリエステル混紡の採用が一般的ですが、今回の構想では「サマーウール」に着目しました。実験データに基づき盛夏服としての素材価値を再評価し、小学生の快適な学校生活をデザインしました。大学の専門的な知見によって、厳しい夏の暑さの中でも、涼しく快適でありながら、扱いやすさや独自の色柄にこだわった盛夏服が誕生しました。