大学プレスリリース2025.10.02

多摩大学の開学時(1989年)、日本の高度成長を牽引した団塊世代が集積する近隣の団地・ニュータウンは、都心のベッドタウン機能を果たしていた。現在、四半世紀以上を経て、リタイヤした居住者が急速に高齢化するとともに、地域の活性化が大きな課題となっている。一次産業が至近距離にあり、高齢者の社会参画のプラットフォームを構築しやすい田舎の高齢化とは異質の大都市郊外型の高齢化の課題に立ち向かうという意味でも、寺島実郎監修リレー講座は高齢者参画型のプラットフォームとしての役割を果たしてきた。