大学プレスリリース2024.10.16
関西外国語大学(大阪府枚方市)国際共生学部の福田和生准教授が指導するインフォーマルゼミがまとめた報告書の一部が、国連人権理事会でブータンの人権状況を審査する際の資料となるサマリーに採用されました。サマリーには欧米のNGOや研究機関などから提出された報告書から多数引用されていますが、日本から提出して引用されたのは関西外大の報告書のみです。国連人権理事会は、国連の全加盟国193カ国の人権状況を約5年のサイクルで審査するUniversal Periodic Review(UPR、普遍的定期審査)を実施しています。大学機関がUPRの審査に関わるケースはまだ珍しく、採用されるのは画期的です。