大学プレスリリース2024.05.27
関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森康俊)西宮上ケ原キャンパスの校舎群はW. M.ヴォーリズが設計したことで知られているが、時計台内部の手すりに施されていたアイアンワークは戦時中の金属供出により失われ、現在もそのままになっている。同大建築学部の石榑督和准教授(専門:建築歴史・意匠)と石榑准教授の研究室に所属する4年生の安澤広晟さん、芳村海渡さんは、時計台内部手すりに施されたアイアンワーク(鉄の装飾)の木製模型を制作。現在は手すりの実測調査を終え、復元図の作図工程に取り組んでいる。木製模型は9月20日(金)に設置され、9月28日(土)から企画展「天を見あげて―関西学院のヴォーリズ建築―」の資料の一つとして公開される予定。