大学プレスリリース2023.02.02
私立大の一般選抜が始まった。私立大の志願者数は、1月末時点で確定値を公表した主要大学の状況を見ると、ほぼ昨年並みとなっている。近年は年内入試で進学先を決める生徒が増え、一般選抜による大学入学者は私立大では4割程度に減った。入学者が定員を超過した私立大の補助金が減額される「定員管理の厳格化」の影響で、一般選抜は一時高倍率になったが、受験者総数を合格者総数で除した実質倍率は19年の4倍をピークに年々下がっている。22年度の一般選抜では2.7倍だ。今春からは「定員厳格化」も緩和(基準が全学年の総定員に変更)される。